J1試合批評 柏レイソルvsガンバ大阪 オルンガ・江坂・呉屋のトライアングルで無双
平日水曜開催にてJ1第15節の試合が行われました。
契約中のDAZNにて柏レイソルvsガンバ大阪の試合を視聴いたしました。
素人として勝手ながら試合の批評させていただきます。
ちなみにこの試合は平日開催にもかかわらずチケット完売とのこと。注目度が伺えます。
〇会場 :三協フロンティア柏スタジアム
〇日時 :9月9日(水)19:00キックオフ
〇見どころ
:オルンガ2試合ぶりに復帰、爆発なるか。ガンバは好調の柏に一矢報いるか
〇先発メンバー
・柏:GK キムスンギュ
DF 鎌田、古賀、高橋、三丸
MF 大谷、江坂、三原、戸嶋
FW オルンガ、呉屋
ベンチ:GK 桐畑 DF 北爪、川口 MF 小林、仲間 FW 山崎、細谷
・ガンバ:GK 東口
DF 昌子、藤春、三浦、キムヨングォン
MF 小野瀬、倉田、井手口、山本
FW アデミウソン、宇佐美
ベンチ:GK 石川 DF 高尾 MF 遠藤、福田、川崎 FW パトリック、渡邊
それでは試合批評に入っていきます。
柏はオルンガが2試合ぶりに先発に復帰。
オルンガ復帰ということは呉屋が外れるかと思いましたが、呉屋とオルンガを並べた2トップの布陣。2列目に江坂を配置。
基本的にはこの3人で攻撃を構築していく布陣となります。
GKには腰の負傷をした中村に代わりキムスンギュが先発。
ベンチに置いておくにはもったいないレベルのGK。他クラブではレギュラーだろう。
MFのヒシャルジソンは累積警告で出場停止。代わりに三原が先発。
上記以外は前回の清水との試合の出場メンバーと変わらない。
ガンバは宇佐美とアデミウソンの2トップ。
DFは3枚で三浦、昌子、キムヨングォン。二人は日本代表クラス。
名前だけ見ると強力なDF陣のように感じる。
MFにも井手口や倉田など日本代表クラスの選手。
アンカーには若手抜擢の山本。正直まだよく知らない選手。
先発選手の名前だけ見るとガンバが強そうに見えるが、実際はそうでもなかったというのが試合を見終えた印象。
前半開始早々、2分にオルンガが抜け出し左足で得点。
簡単なゴールではないが、シュートが相変わらずうまい。ワンチャンスで1得点。
その後はガンバも宇佐美を中心し、反撃。
ただ柏守備陣の詰めの速さ、連携した守備もあり、なかなかビッグチャンスは作れず。古賀と鎌田のCBでここまで良く守れたのは上出来ではないか。ほとんど大きなチャンスは作らせていない。ボランチの大谷と三原も安定したプレーぶり。
ガンバが攻めきれない時間が続く中、前半40分江坂のヘディングで2点目。
ヘディング以外にもオルンガと呉屋の三角関係を築き、3人で攻め切っていた。
後半にパトリックや渡邊などを投入。ガンバが攻める時間が続くが、なかなか攻めきれない。それほど柏の守備の対応がよかった。
渡邊に関してはほとんど映像に移る機会もなく、ボールに触る頻度も少なかった。
後半17分に呉屋のクロスから江坂が頭で合わせ3対0。江坂はこの日2点目。
もう少し年齢が若ければ海外クラブから声がかかっただろう。
両チーム見ても江坂が一番輝いていた。チャンスを演出しながらも2得点を獲得、MOMに値する内容であったと思う。
〇総括
結果は3対0で柏の完勝。
MOMは柏の江坂。もう少し若ければ海外クラブからも声がかかっただろう。
日本代表は2列目の人材が豊富でもあり、代表に呼ばれる可能性は低いと思うが、
一度は読んで見てもいいように思わせる選手。
オルンガについては規格外の外国人助っ人。現状のJ1ではNo1のFWではなかろうか。
ガンバについては先発メンバーの名前だけ見ると強そうに感じたが、実際は想像と乖離していた。井手口は以前のような海外移籍前の井手口のプレーぶりではなく、宇佐美も輝きはなかった。
柏レイソル VS ガンバ大阪 2-1 ハイライト 05/09/2020