J1試合批評 サガン鳥栖vs横浜Fマリノス 力量の差は如実に 鳥栖は1点返すことで精一杯
本日より観客制限の上限5000人以内が撤廃され、
サガン鳥栖のホームである駅前不動産スタジアムではおよそ6000人まで引き上げるとのこと。 1000人程度の観客増が見込まれ、多少観客の盛り上がりが増えることも期待できます。
サガン鳥栖は柏レイソル相手に良い試合をし、勝利を収めていましたが、前節の札幌との試合では敗戦。連敗は防ぎたいところです。
↓柏レイソルとの試合批評ブログ記事
twitter上では前回王者にどこまで通用するか、勝利できるかに、ファンも期待している様子です↓
ホーム三連戦のラスト!
— DJYUYA (@djyuya1969) 2020年9月18日
4連休の初日!
昨季王者との戦い
サガン鳥栖の背中を拍手と手拍子で押すべく
明日は駅スタへ❗️
お待ちしております‼️ pic.twitter.com/T7T6Gm4pRp
〇会場 :駅前不動産スタジアム
〇日時 :9月19日(土)16:00キックオフ
〇見どころ(個人的な)
〇先発メンバー
・鳥栖
GK:高岳
DF:原、パクジョンス、森下
MF:原川、内田、樋口、松岡
FW:林、小屋松、石井
控え:GK守田、DF小林、大畑、MF本田、梁、FW金森、趙
・横浜
GK:梶川
DF:チアゴ、伊原、松原
MF:ティーラトン、喜田、水沼、和田
控え:GK中林、DF小池、MF扇原、渡辺、FW前田、松田、オナイウ
横浜はいつも通りベンチメンバーも豪華です。
試合開始早々、1分経たないうちに、ティーラトンのフィードからエリキが綺麗なトラップから左足で得点。
鳥栖は試合の入りが最悪で、DFは簡単に裏を抜かれ、先制を許す。
マークしていたパクジョンスはマリノスのスパイでは?と疑われても仕方がない対応だった。
その後、13分にジュニオールサントスの追加点。既に2点ビハインドの鳥栖。
鳥栖はボールポゼッションを高めて、いいリズムでパスを回せてはいるが、
肝心なシュートまでは持ち込めない。決定機もなかなか作れない。
ただ21分に林の抜け出しで得点。数少ないチャンスをしっかりものにできたのは大きい。林はスペイン1部ウエスカ所属の岡崎のような感じを受けるのは自分だけ?。
泥臭いようなプレイヤーのように見える。ガッツもあり。
ただ水沼のクロスからマルコスジュニオールのチーム3点目の得点。いいクロスだった。これでマリノスの外国人選手3人で3得点。どの選手もレベルが高く、得点能力も抜けている。
前半を3対1で折り返し、後半は鳥栖がボール保持をさらに高めるが、やはり最後の局面での崩しができない。
途中にマルコスジュニオールの華麗なテクニックで松岡を抜いたシーンには思わず声が出た。
\👏#マルコス・ジュニオール の美技😲/#横浜F・マリノス の "背番号9" が、華麗なテクニックで松岡大起を翻ろうしドリブル突破!#GoalJ1リーグ
— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2020年9月19日
🇯🇵#明治安田J1 第17節
🆚サガン鳥栖×横浜F・マリノス
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鳥栖はFWの金森、趙など前線の選手を投入するが、ほとんどボールに絡めず。。
結局は前半のスコアのまま3対1で試合終了のホイッスル。
〇総括
チームの力の差が如実に表れた。選手個々のレベルの差もあり、鳥栖は下馬評を覆すことができなかった。横浜の勝利の結果は妥当なもので、鳥栖の敗戦も妥当な結果だった。
鳥栖は財政難の問題もあり、引き続き若手選手や大卒の選手を中心に、チーム編成をしてくことになる。トーレスや金崎など高年俸の選手を獲得することなどもうできず、地に足付け、地道に若手選手の抜擢や将来性ある大卒選手を獲得に注力するべきだと思う。ドイツへ行った鎌田のような将来性ある選手を育て、地方クラブとして地域に根付いたクラブ戦略をしっかり構築することが、今後のサガン鳥栖のあるべき姿のように感じる。
↓試合ハイライト
サガン鳥栖1-3横浜F・マリノス J1リーグ 2020年9月19日
↓サガン鳥栖パーカー