J1試合批評 サガン鳥栖vs浦和レッズ 鳥栖は痛恨のPK失敗 浦和はATに劇的ゴールで連敗阻止
柏と神戸の試合に続いて、サガン鳥栖と浦和レッズの試合を視聴しました。
鳥栖は何気に面白いサッカーをしているのでひそかに注目しているチームです。
若手もどんどんユースから出てきており、今後のブレイク候補の選手も見つけられればと思っています。
対する浦和は連敗中で、得点も直近の試合では0得点。
この試合で何とか連敗を止めたいところだと思います。
では試合結果他、詳細について書き進めていきます。
〇会場 :駅前不動産スタジアム
〇日時 :10月10日(土)18:03キックオフ
〇入場者数:8574人
〇主審 :松尾
〇先発メンバー
〇控えメンバー
観客数は8000人越え。駅前不動産スタジアムの収容人数は約24000人なので、約3分の1のお客さんが入りました。
今までは観客制限で5000人という基準がありましたが、それが撤廃されたため、
今までよりも多くのお客さんが入っていました。
鳥栖の先発はFWにレンゾロペス。今まであまり出場機会はなかったが、先発で出場。18年に京都サンガで2桁得点を記録しているFWという情報くらいで、あまり知らなかった選手。
浦和は武藤、興梠の2トップ。レオナルドはベンチ。
試合自体はお互いせめぎあう試合。どちらの力も拮抗しており、チーム力としては互角の印象。
鳥栖はMFキーマンの原川が不在のため、いつもよりパス展開が少しぎこちない感じ。やはり鳥栖サッカーには原川不在の影響は大きいかもしれない。
前半は0-0のまま、後半に。
鳥栖は後半開始からFWレンゾロペスに代わり、林を投入。個人的に鳥栖で一番注目している選手。うまさ、速さ、高さ、はないが、気持ちを武器に闘うファイターFW。
ビーストとも呼ばれているほどの野性味あふれるプレーが持ち味。
浦和は関根に代えて、杉本を投入。
関根はポスト直撃の惜しいシュートもあったが、杉本を前線に投入し、攻撃に厚みをかける。
鳥栖は代わって入ったFW林がチャンスを作る。
ペナルティエリア内でボールを受け、キープし、浦和DF岩波を背負ったまま、反転する。たまらず岩波はシュートを防ごうと林を倒し、主審はPKを指す。
粘りに粘って獲得したPKだった。林のビースト感溢れるプレーだった。
PKのキッカーも林。メンタル強い林なら強いシュートをぶち抜いて決めてくれると思ったが、コースを狙ったシュートは力もなく、浦和GK西川が指先で触り、ポストに弾かれて得点ならず。。林はしばらく呆然としていた。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2020年10月10日
守護神 #西川周作 が
PKストップ✋
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鳥栖 #林大地 のPKを西川が指先で触れてピンチを救う!
🏆明治安田J1第21節
🆚鳥栖×浦和
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鳥栖はその後、金森や本田を投入。
PK失敗を挽回すべく、更に攻撃に厚みをあたえていく。
浦和はレオナルドがベンチにいるが、出番を与えられない。戦術的な理由かはわからないが、通常なら先発のレオナルドがベンチで、かつベンチでも出番が与えられないのは何か不穏な理由があるかもしれない。
試合自体拮抗し、0-0のままアディショナルタイムへ。
このまま鳥栖が攻めきれずに、0-0で終わるかと思ったが、鳥栖の松岡がクリアにもたついたところを浦和FW杉本が体を入れ、ボールをキープ。
オーバーラップしてきたマルティノスへ裏へスルーパス。マルティネスが抜け出し、最終的には汰木が押し込み、劇的ゴール。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2020年10月10日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第21節
🆚 鳥栖vs浦和
🔢 0-1
⌚️ 90+3分
⚽️ 汰木 康也(浦和)#Jリーグ#サガン鳥栖vs浦和レッズ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/Vk69LmEIrB
試合はこのまま終了し、浦和が連敗を阻止し、勝利した。
〇総括
鳥栖は痛恨のPK失敗が響いた。試合内容自体は互角の内容だったが、最終的には浦和レッズがATの得点で勝利。0-0から0-1に変えた力は評価されるものだと思う。
浦和監督の大槻監督の進退についても首の皮1枚つながった。この試合で敗戦していた場合は解任の可能性も十分あったはず。
鳥栖の林は悔しい試合になったと思うが、この試合を成長の糧にしてほしい。
ビースト林のプレーをまた楽しみに試合を見たい。
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