J1試合批評 サガン鳥栖vs柏レイソル 予想外の鳥栖サッカー!こんなに良いチームとは予想外デス
予想外の鳥栖サッカーに良い意味で驚きました。
昨シーズンの鳥栖の寒い試合を見ていた自分としては、
こんなに良いサッカーをするチームに変わっているとは驚きです。
素人ながら勝手に批評させて頂きます。
〇会場 :駅前不動産スタジアム
〇日時 :9月13日(日)18:45キックオフ
〇見どころ(個人的な)
:オルンガ連発なるか。鳥栖はオルンガを止められるか。
※事前の見どころはオルンガがやはりメイン。
〇先発メンバー
・鳥栖:GK 守田
DF 原、エドアルド、松岡、
MF 原川、内田、樋口、中野
FW 林、小屋松、石井
控え:GK高岳、DF岩下、森下、MF本田、梁、FW金森、豊田
・柏: GK キムスンギュ
DF 鎌田、古賀、高橋、三丸
MF 大谷、江坂、三原、戸嶋
FW オルンガ、呉屋
控え:GK桐畑、DF北爪、川口、MF小林、ヒシャルジソン、仲間、FW鵜木
鳥栖の試合はあまり見ないため、選手についても馴染みが薄いせいか、知っている選手が少ない。感覚的にはJ2クラブ相当のメンバーのように感じる。
柏はいつものメンバー。オルンガ、呉屋、江坂のトライアングルは前節でも効果抜群で、この試合も同じ布陣。今日の試合もトライアングルが爆発するか見どころ。
試合開始早々はお互いせめぎ合いが続く。
前半25分に案の定隙を許し、オルンガが先制得点。
ポジショニングが良く、いい場所で狙っていた。
その後は一進一退。
鳥栖が想像以上にボールをつなぎ、連動したサッカーを展開している。
テンポよくボールが回り、人が連動しており、攻守の展開も早い。
正直ここまで良いサッカーをするチームとは思っていなく、縦ポンサッカーのイメージが鳥栖にはあったため、予想外の驚きがあった。
前半45分には林がPKを獲得。ペナルティエリア内でボールをキープし、うまくPKを獲得した。林自身がPKを決め、1対1の同点に追いつき、前半終了。
FWの林選手はフィジカルが強いわけではなく、足が速いわけでもなく、テクニックがあるわけでもないが、気持ちが強く、メンタル面のガッツでプレーするようなタイプ。
岡崎のような泥臭さもあり、鳥栖だからこそ獲得したような選手のように感じた。
後半も鳥栖が主導権を握り、試合を展開する。
原川が後半3分に斜め45度の角度からゴラッソ。
右足で蹴れる角度をうまく作り、ゴール隅へ狙った秀逸なシュート。これで2対1。
柏はいつものような迫力ある攻撃はできない。
オルンガについても今日は怖さがあまり感じられない。
呉屋についても精細を欠き、途中で鵜木へ交代。
いつものトライアングルは今日は不発で、前半のオルンガの1得点で終わった。
〇総括
鳥栖のサッカーは予想以上に良かった。
チーム内のコロナ発生による試合延期明けから、2勝1分け。
横浜FCに3対0で完勝し、浦和に2対2で引き分け、そして柏に2対1で勝利。
十分納得できる強さのように感じた。
選手個々の能力は決して高くはないが、選手個々が良く走り、連動したサッカーを見せられていた。これが継続できるかどうかがこれからの見どころのように感じる。継続する大変さ、重要さが長いシーズンを闘ううえでの大切な要素だからだ。
対して柏は、オルンガがまたしても得点したが、それ以外にチャンスはあまり作れなかった。
連戦による疲れ、DF陣の故障者続出が関係あるかもしれないが、
次節に気を取り直し、用意していくべきだと思う。
↓試合ハイライト動画はこちら。
サガン鳥栖 2-1柏レイソ J1リーグ 2020年9月13日